7月に石垣島を訪れました。これにより、今まで北海道稚内市にある宗谷岬が最遠でしたが、石垣島を訪れたことで今まで行った中で最も遠い場所となりました。その時に撮影した距離を示す標識の写真がこちら
北海道島最北の稚内までが2820 km、大阪まで1590 km…などと距離が示されていますが、中でも、台湾🇹🇼の距離に注目していただきたい。
台湾まで、270 km
270 kmは、どれくらいの距離なのかというというと、現在普通列車の最長運転距離は敦賀駅を17時49分に出発して米原駅を経由して播州赤穂駅を21時55分に到着する、新快速の走行距離は275.5 kmありますが、それとほぼ同じなんですよね。
それでも、敦賀駅から米原を経由して播州赤穂駅までの距離の方が若干長い。ただし、この新快速は姫路駅で切り離し作業を行うため、その車両だけで行けるというわけではなく、米原駅から先の停車駅で乗り移らなければならない。
時は3万年前、渡来人が台湾から与那国島へと航海したとされ、2019年の実験航海で実証されていることが判明しているが、すなわち人力で行ける距離であるという意味にもなる。但し、その逆は黒潮の関係で到達はできないとされている。行こうと思うと潮の流れに押されて、尖閣諸島に流れ着くだろう。
https://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/187485.pdfも参照
その他、フィリピンまで1220 km、香港まで1100 km、外国の方が近いというのがなんかすごい気がします。
八重山諸島について少し語る
八重山諸島は、沖縄県の南西部に位置する島々で沖縄本島からも400 km離れている。航空便は那覇空港からはそれなりの便数があり、周辺の離島や大阪・福岡・東京からも航空便が出ている。
八重山諸島は特に自然が多く残っており、特に石垣島では北中部は自然が広がっており、農業も盛んである。特に自然が広がっている北中部は近年、移住ブームにより移住者に人気があるエリアともなっている。
第二次世界大戦中、軍令によりマラリアが発生している地域に退去せざるを得なくなり、八重山諸島ではマラリアが流行(戦争マラリア)し、劣悪な環境も相まって、多数の死者を出すことになった。戦後、アメリカの統治下に媒介する蚊などを駆除し1961年に、マラリアを根絶することに成功した。これにより、北中部でも居住することが可能となった。
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