ヨウ君とハウ君が青春18きっぷを買いに行く話

NHK天気予報「今日の天気です。大阪は晴、所により雷を伴う雨が降るでしょう。今日の予想最高気温は大阪は34℃となる見込みです。熱中症には十分注意してください。」


ハウ「……それにしてもーおっちゃんの空間って今でもなんでこんなに暑いのー?…」


ヨウ「ヒートアイランド現象というらしい。」→ヒートアイランド現象を説明するヨウ君


ハウ「なるほどー」


ヨウ「34℃って、アローラ地方でもそんな気温出ないよね」

東海道「ちゃんと水分補給しないと死ぬことだってあるからな」→冷蔵庫からスポーツドリンクを取り出す

東海道「これな。足りなくなったら自動販売機とかで売ってるから」


ハウ「ありがとー」

 

東海道「ハウ君に限らず、ヨウ君も適度な水分補給忘れんように」


ヨウ「はい」

朝食の後は下準備


ハウ「うん!これでよし」

NHK「第99回全国高校野球の出場校が今日、決まりました。」


ヨウ「ん?これって、おじさんがこの前言ってた高校野球?」

東海道「そうだよ。」


ハウ「見に行きたいなー」

東海道「暑すぎるからテレビでええよ」


ヨウ「だよねw」

出発

セミ「ミンミンミンミンミンミン…」


ハウ「なんだーこの暑さー」


ヨウ「すごい暑い」

東海道「だから言うたやろ。アローラと違って蒸し暑いって」


ヨウ「何かの虫の鳴き声のせいか、余計蒸し暑いような…」

東海道「今鳴いてるのはクマセミなる種類でとにかくうるさい。ここ10年で生息地が広がってるらしい」

セミ「ミンミンミンミンミンミン…」


ハウ「それってー、一年中鳴いてるの?」

東海道「いや、1か月くらい。あくまでも繁殖のために鳴いてるから」


ハウ「へぇー。ヨウのおにいちゃん、ここに自動販売機があるから、飲み物買ってもいいー?」

東海道「いいよそれくらい。」


ヨウ「お、俺も…(この暑さ危険過ぎるw)」

飲み物を買った二人

セミ「ミンミンミンミンミンミン…」


ヨウ「おじさん、まず何処へ行くの?」

東海道「駅の方へ行こうかと思ってる」


ヨウ「駅で?」

東海道「青春18きっぷ」


ヨウ「ああ、それね。あれは駅でしか売ってないの?」

東海道「そうだよ」


ヨウ「ということは駅まで歩くって?」

東海道「そうだよ」


ヨウ「え……」

東海道「環境に慣らさせるためやw」


ハウ「だねー(暑い…)」

セミ「ミンミンミンミンミンミン…」

その後、駅までたどり着いた。


ヨウ「JR××駅…?」

東海道「ここのみどりの窓口で売ってる」


ヨウ「なるほど」

みどりの窓口

混雑していた…


ヨウ「混んでるね」

東海道「10時に指定席券が売り出されるから、それに丁度重なったからな」


ハウ「そうなんだー」

2分後

駅員A「次の方どうぞ」


ヨウ「あ、俺に順番が回ってきた」

駅員A「お伺いします」


ヨウ「青春18きっぷ1枚買おうかと思ってるんだけど、11歳でも乗れますよね?」

駅員A「……青春18きっぷの発売・使用に関しては年齢制限はございませんが、子供用の設定自体がないので、…(この子、どこかで見たことが…)」


ヨウ「それじゃあ、それを1枚ください。」

駅員A「それでは1万1850円いただきます。」

駅員B「次の方どうぞ」


ハウ「あ、おれだー」

駅員B「お伺いします」


ハウ「青春なんとかきっぷ1枚ー」

駅員B「青春18きっぷで宜しかったでしょうか?」


ハウ「うんー。おれねー11歳だけど、買えるよねー?」

駅員B「……青春18きっぷの発売・使用に関しては年齢制限はございませんが、子供用の設定はございませんが、宜しいでしょうか?」


ハウ「確か1回分は2,370円だよねー?元を取るにはどれくらいの距離乗らないとダメなのー?」

駅員B「……少々お待ちください…………」


ハウ「うんー」

駅員B「……お待たせしました…こども運賃で元が取れる距離は片道ですと261km以上、往復ですと141km以上乗って頂かないダメですね…」


ハウ「それでもいいよ。だっておれ、鉄道好きだもん。たくさん乗りたいしー」

駅員B「……それでは1万1850円いただきます。」

こうして、二人は青春18きっぷを買った。

駅員Aと駅員B「この青春18きっぷは本日からご利用頂けます。」

駅員Aと駅員B「本きっぷは快速・新快速を含む普通列車のみご乗車頂けます。グリーン以外の指定席は別途指定席券を、主に首都圏で運行されております、自由席グリーン車の普通列車については別途自由席グリーン券をお求めください。また、新幹線や一部を除く特急列車、急行列車、普通列車の指定席のグリーン車、私鉄はご利用いただけませんので、ご注意ください。その他、注意事項をよくご確認の上、ご利用ください。」←子供向けに説明する駅員


ハウ「………」


ヨウ「私鉄というのは…?」

駅員A「このあたりですと、阪急さん、京阪さんみたいなJR以外が運営されているところですね。そのほかに北陸線から分離されました、IRいしかわ鉄道やあいの風とやま鉄道などと言ったところも該当しますね。」


ヨウ「分かりました!丁寧な説明してくれて、ありがとう!」

駅員A「次の方どうぞー」

駅員B「……宜しかったでしょうか?」


ハウ「うん。ありがとー。」

駅員B「次の方どうぞー」


ヨウ「お兄さん、買ったよ」

東海道「おお、注意書きとかじっくり読んだ?」


ヨウ「まだだよw」


ハウ「ヨウのお兄ちゃんは買わなくていいのー?」

東海道「ぼくはもう買ってるから」


ヨウ「それにしても、ハウってよく物無くしたりするよね」


ハウ「うんー」

東海道「そうなん?それ無くしたら大変やから、ハウ君の青春18きっぷ、ぼくが預かってもええか?」


ハウ「うんー。その方が安心だしー」→青春18きっぷを東海道に渡す

東海道「改札や車内検札など必要なときに渡すから。」


ヨウ「それにしても、おなかがすいたな…」

東海道「どうする?近くに牛丼屋があるから、そこで食べるか?」


ヨウ「うん(牛丼ってw)」


ハウ「うん!(ギュードン!だって、面白い名前w)」

3人は牛丼店に入店

店員「いらっしゃいませー。テーブル席どうぞ」

テーブル席に座る三人


ヨウ「いろんなメニューがあるんだ」

東海道「どれにするか決めて」

2分後


ヨウ「俺は並盛で」


ハウ「おれはー特盛!」

東海道「いいですか…?」→店員に声をかける

店員「お伺いします。」

東海道「牛丼の並、大盛、特盛それぞれ一つずつ」

店員「牛丼の並お一つと大盛一つと、特盛お一つで」

東海道「はい。以上で」

店員「並いっちょ、大盛いっちょ、特盛いっちょ。」


ヨウ「ハウは特盛!?」


ハウ「そのほうがーおなかいっぱいになるから!」


ヨウ「……」←ポニ島のZヌードルのZ盛、とても多くて最後吐いてしまったトラウマがある


ハウ「あれー?ヨウ、大丈夫?」


ヨウ「だ、大丈夫!」

店員「お待たせしました、牛丼並、大盛り、特盛りです」


ハウ「おいしそー!」

東海道「食べるか。いただきます!」


ヨウ「いただきまーすw」


ハウ「ヨウ!おいしーね!」


ヨウ「うん、なんか久々の味がするw(カントーとよく似ているwww)」

東海道「ヨウ君、ぼくもそれ言いたかったw」


ハウ「ヨウとヨウのお兄ちゃんってほんとーは…」


ヨウ「ハウ君!」→ハウ君がいる側の席に座る。

 


ヨウ「おじさんから言われてたけど、この世界でその話するのは止めようね」←小声で


ハウ「う、うん…………」←小声で

東海道「………………………………(ヨウ君GJ)」

その後、三人は食事を終えた


ヨウ「ごちそうさま!」

東海道「ごちそうさん」→明細を見る

東海道「ヨウ君は380円、ハウ君は680円、それぞれ出してくれるかな?」


ハウ「ええーっ!?なんでおれだけー680円なのー?」


ヨウ「だって、メニューに特盛り680円ってかいてあったじゃないw」


ハウ「そっか…」

東海道はヨウ君とハウ君から徴収し、会計を済ませ、店を後にした


ハウ「また行こうよー!」


ヨウ「うん!」

こうして三人はそのまま帰った

続く

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