ヨウ君が初代チャンピオンになった日から1週間後、いよいよポケモンのいない世界に入り込む日がやってきたのだ…
午前3時 1番道路ハウオリシティはずれにあるヨウ君の家
ヨウ「Zz……」
東海道「ヨウ君、起きろ!」
ヨウ「ん…」
東海道「おはよう。そろそろ準備しよ」
ヨウ「まだ3時だよね…」
東海道「今くらいがちょうどええから」
2人は出発する準備をした。
東海道「はい。ちょっとね」
ヨウ「おじさん、この時間だったらアローラからコソコソと出られるから?」
東海道「まあなwぼくがポケモンリーグの事務局さんが忖度してくれたから。今日から9月20日までメンテナンスを理由に閉鎖させてくれたw」
ヨウ「忖度ってなに?(土下座とか嘘っぽいw)」
ヨウ「なるほど!おじさんって、凄い存在だw」
東海道「あまりそれを大きな声で言うなよ。それがアローラ中に知れ渡ったら、サボりチャンピオンなどと批判の嵐の末、ぼくとヨウ君達は帰ることになる」
ヨウ「帰るって?」
東海道「ぼくなら大阪。ヨウ君達はカントー地方や。二度とアローラの地には踏めなくなるかもよ」
ヨウ「わ、わかった……」
ヨウママ「何日になったら帰ってこられますか?」
東海道「9月10日までを予定しています」
ヨウ「もしバレそうになったらどうするの?」
東海道「大丈夫だって。アローラのどっかにいるとか理由をいえば大丈夫や」
ヨウママ「他に連れて行く子はいるのですか?」
東海道「ハウ君や。そろそろ来るはずなんやが…」
ピンポン!
ヨウママ「あら、チャイム」
ガチャッ
東海道「アローラ!」
ヨウ「アローラ!」
ヨウ「ハウ、それをあまりいうと俺達アローラにいられなくなるから」
東海道「とりあえず、ハウ君も来たことやし、行こか。」
ヨウ「ママ、行ってくるわ」
ヨウママ「ヨウ、気をつけて行ってね。」
3人は出発した
東海道「テンカラ(テンカラットヒル)行くで」
ヨウ「大阪だっけ?」
東海道「そうそう。他にも名古屋とか東京とか行くスケジュールつけたんや」
ヨウ「あ…」
東海道「どうしたん?」
ヨウ「ククイ博士の家、灯り点いてる」
東海道「あ、あっちの草むらの方歩くか」
東海道「あっちは人多いからな…」
ということで仕方なく草むらの方を歩いた
東海道「野生でてくるかもしれんがほっといて先行こ」
歩くこと20分
ヨウ「テンカラットヒル着いたw」
東海道「ヨウ君、岩を破壊して」
ヨウ「わかった」
ドカン!
東海道「よし。入るぞ」
テンカラットヒルに入った3人。しかし洞窟内にもかかわらず強風が吹き荒れていた。
ヴォオオオオオオオオオオ!!!!
ヨウ「凄い風w」
東海道「気圧がちゃうからな、飛ばされんように」
ときには野生のズバットが3人に飛んでくる
ズバット「!!!」
ヨウ「色々と酷すぎw」
東海道「まあ、大丈夫や」
奥へ進むと何か見慣れない風景が飛び込んできた
ヨウ「おじさん、これ?」
東海道「うん。この先からぼくのことは兄さんと呼んでほしいけど、ええか?」
ヨウ「なんで?」
東海道「怪しまれるから。ハウ君はヨウのお兄ちゃんと呼んでほしいけど、ええか?」
ヨウ「俺も協力する」
東海道「ありがとう。それでは入るで」
ヨウとハウと東海道くんの3人は見慣れない風景に飛び込んだ。
大阪…
すると、あたりには走行するトラックや乗用車が走っていた。
ゴー…
ヨウ「……」
東海道「ここは大阪」
ヨウ「なんか、どこかのハイウェイのような」
ハウ「ここに六角形の標識に2とかいてあるから大阪の2番道路かなー?」
東海道「まあな」
ヨウ「凄い世界に入ったようなw」
東海道「ちょっと歩くけどええか?」
ヨウ「い、いいよw」
東海道「それじゃあ行こ!」
続く
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