東海道「これ。」
「電車?それにしてもレール多すぎない?(新快速…新しい快速って…?)。」
東海道「実はレールにヒントがある。電車が傾いてるやろ?」
「レールに?なんだろう…」
東海道「列車がカーブを通過する際に遠心力で中に乗ってる人が外側に押されてしまうから、レールを内側に少しだけ傾けることで乗り心地の影響を減らしてるんだ。そのレールに高低差をつけることをカントという。」
「へぇー。一緒じゃん(あっちの空間ではその部分の名前なんだ。)。」
東海道「傾けることでこの半径800mの急カーブでも105km/h、この車両やと120km/hで通過できる。なかには130km/hで通過できる車両もある。」
東海道「ちなみにスピードを出さない路線で同じ半径のカーブを通過する列車を撮影した写真やけど、あんまり傾いてないやろ?」
「1枚目の写真と比べたら一目瞭然だね。(ここもレール4本ある…)速く走らせるためにはカントーって重要なものだったのかー。ところでどこで撮ったの?」 ←本来、「カント“ー”」と伸ばさない。
東海道「1枚目は大阪のある場所。2枚目は東京のある場所。いずれもヨウ君が5歳くらいの頃に撮った写真やけどな。」
「そんなところあるんだね。さすがカントー地方の70倍・100倍の大都会だからレールが4本あってもおかしくないかw」
東海道「カントー地方換算70倍・100倍もの規模やと、輸送力も増やさなあかんからな。増やすにはレールの数を増やすっていっても換算70倍の規模の大阪も換算100倍の規模の東京も規模がデカすぎて建物や道路だらけでそんな土地なんかない。大阪は地上設備をある程度改良しただけで問題解決してるけど、東京は地上設備とプラス車両設備を改良して増やしてる。ちなみに大阪も最大8本並んでる所はある(千里丘~新大阪間だったような…)し、東京は最大で10本並んでいる(品川~神田間は確かそうだったような…)。」
「ええーっ!!10本!?(おじさんの空間って、ヤバそう…)」
東海道「そんな大きな声で言うな。」
「ご、ごめん。でも、おじさんの空間に行って大阪~東京往復するときに見たいなー」
東海道「1枚目の写真と10本が並行する区間はその往復ルートに含まれてるよ。(東海道本線やから…)」
「それとおじさん、新快速…新しい快速って…?」
東海道「快速の上、特別快速なんやけど東京とその周辺で運行している特別快速が既に運行していたのか、独自性を生み出すために大阪とその周辺、近畿地区は「新快速(新しい快速)」って付けたんやって。」
「なるほど。ところで、その東京とその周辺は何て言うの?」
東海道「えっと、関東って言う。」
「(ボケに来たかw)それはおじさんが言ってたレールの傾きのことと、この世界の地名で俺の出身地だろw」←さすがに同名の地方があるというのは信用するはずがない。
東海道「(あ…そうか)首都圏w」
「首都圏!?(きっと凄いところ…?)」
東海道「っと、今何時だ…10時10分。次は8番道路の床下にあったやろ?」
「そこね!」
「さあ、ケンタロスに乗って。」←(着替え済み)
東海道(ケンタロスに向かって)「乗るで!」←(着替え済み)
東海道「ほんまに大丈夫か?これ?」
「だ、大丈夫。それくらいww」
ヨウ君が現実世界にもカントーがあることは信じてくれないのね
コメントありがとうございます。
現実世界へ行かせたときに証明させますw