ヤングースを取り戻せ!

東海道「それにしても…あっち向こうへはだいぶ距離あるな…」


ヨウ「うん、水上でももっと速く行けたら…」

すると、怪しげな人が声をかけてくる

東海道「あんた誰?」


ヨウ「……(怖そうな人はおじさんが相手にしてくれるから、平気w…)」

東海道「ほおほお。んで、くれるん?」

東海道くんはあるものをもらい、怪しげな人は立ち去った。

東海道「ありがとうな!」


ヨウ「おじさん、これは?」

東海道「これ、水上でも速く行けるライドらしいわ。ポケモンはサメハダーという。最高分速2kmで航行できるらしい」


ヨウ「分速2kmって…w」

東海道「但し、分速2km出せるのはほんの数秒ですぐスタミナが切れるらしいw」


ヨウ「え…w」

東海道「まあ、無理させなければ余裕でしょ多分w」


ヨウ「と、とりあえずそれで行ってみよっか」→ライドウェアに着替える

東海道「スピード出るから、落ちるなよ。落ちたら死ぬこともあるから」


ヨウ「おう…(俺は以前より力強くなったし、大丈夫だと思うけどな…)」←着替えた

東海道「出てきなさい」←着替えた

「(あーい)」

東海道くんが先に乗り、その後ヨウが乗った。


ヨウ「すごいざらざらしててヤスリの上に乗ってるみたいでいやや…」

東海道「まあまあ、我慢や、我慢。滑り止めにもなるんやしwしっかりつかまっとけ!」

二人はサメハダーに乗って、進んだ。するとヨウは途中にある島に行きたいと言い出す。


ヨウ「ん?あの島…ちょっと気になる」

東海道「行ってみる?」

二人はある小島に上陸し、草むらを通って、奥の方へと向かった。

東海道「なんか、ここに建物があったみたいやな…」←着替えた


ヨウ「そんな感じやね。アローラ地方ってこういうのがおもろいw」←着替えた

すると、東海道くんはカメラを取り出す

東海道「ヨウ君、レンズ変えるから、このレンズちょっと持ってて」


ヨウ「うん(おお!おじさんの本業や)」

EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMをヨウに持たせて、カメラに取り付けていた、EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMを取り外し、バッグにしまう東海道くん

東海道「ヨウ君、持っててくれて、ありがとうな」


ヨウ「ええよそれくらいw」→EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMを渡す

レンズをEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM→EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMに変え、シャッターを何度も切った

カシャッ!カシャッ!カシャッ!

東海道「なんとなく、オーハ島っぽい…」

カシャッ!カシャッ!カシャッ!


ヨウ「?(オーハ島って?)」

カシャッ!カシャッ!

東海道「こんな感じのとこに逃亡してたんやな…建物はないけど…でもなんかディープ感があるから、何枚か撮っとこ」

カシャッ!カシャッ!カシャッ!


ヨウ「……(おじさんの空間であった事件で犯人が逃亡していたとこがそんな感じだったのかな?)」

カシャッ!カシャッ!カシャッ!

東海道「ウラウラはディープな面があるな…」

ヨウは東海道くんに質問をする


ヨウ「おじさん、さっき言ってたオーハ島って何なん?」

カシャッ!カシャッ!

東海道「ああ、オーハ島は沖縄の島や。テレビで見ていた風景となんとなく似ていたから、ちょっとね」

東海道くんはメモ帳に「沖縄」「オーハ島」と書いて、それをヨウに見せた。

カシャッ!カシャッ!カシャッ!カシャッ!


ヨウ「何か事件で犯人が逃げてたん?」

東海道「ああ…今から10年前に起きた事件なんやけど…」

あの事件について話をする東海道くん


ヨウ「そんなことあったんや。捕まった場所が沖縄ではなく、大阪だったんは、おじさんの空間にある沖縄地方って、カントー地方とアローラ地方みたいに、おじさんが住んでる大阪や東京から遠く離れた地なん?」

カシャッ!

東海道「うん。沖縄は大阪、東京から遠く離れた地で沖縄はアローラと同様、いくつかの島で構成されていて、他方からの観光客が年間七百万人以上と大変多く、また温暖な気候で、行き来も簡単であるが文化などが全く異なる。そのせいか、面が割れにくく、逃亡中に立ちはだかる壁も少ない。この世界に例えたら、ヨウ君の言う通りや。フェリーでまた沖縄に逃亡していたら、今でも捕まってなかったかもな…」


ヨウ(カントー地方とアローラ地方の距離を想像しながら)「まんまアローラやんwしかし、オーハ島に近いクメ島から沖縄島に戻るときに無賃乗船しようとして捕まっても、なんで犯人とは分からなかったのはカントー地方とアローラ地方の違いみたいなもんかな?」

ヨウは東海道くんの話を聞いているうちにこう思った


ヨウ「……(やっぱり、おじさんの空間にある沖縄地方はアローラ地方みたいな所なんだろうか?すごく共通していて、ちょっと気になる…)」←沖縄が気になるヨウ

カシャッ!カシャッ!カシャッ!


ヨウ「……(まさか、カントー地方とかで事件起こした犯人がアローラ地方に逃げ込んでたりとか…?)」

ヨウはアローラ地方は指名手配犯の逃亡先ではないかと思い込み、若干不安そうになった。

カシャッ!カシャッ!カシャッ!

不安そうな顔をしたヨウに東海道くんが…

東海道「ん?ヨウ君、どうした?」


ヨウ「いや、なんでも…」

東海道「そんな深く考えない方がええで。まあ、ネガティブな話をしたぼくが悪かった。沖縄もアローラも平和な街やから」


ヨウ「うん…(そういえばここに来てから警官、あまり見かけないな…沖縄もそんな感じなのかな?)」

その後、その島にいたトレーナーと勝負をして、島を後にした

「(あーい)」


ヨウ「乗った!」←着替えた

二人はサメハダーに乗って向こう側の陸地へと向かった。

東海道「結局、それに乗った意味なかったなwwww」


ヨウ「うんwwゴメンw」

東海道「ええよ。そんくらい。あ!ヨウ君、見てみ?ちょっと天気が悪いけど」

東海道くんは西の方角を指さす

夕日


ヨウ「おお!きれいやん!」

東海道「だろ?ぼくもそう思ったわ」


ヨウ「やっぱりアローラに来て良かったわほんま…」

この後、ポータウン側の陸地に到達したのであった。

続く

おまけ→

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