ヤングース奪還!ポータウンに突入!

15時 いかがわしき屋敷

ヨウ
ヨウ「なんか、散らかってるわ、生乾きの臭いがしてて独特の臭いがする…」

東海道「うん。ゴミ屋敷やけど、外まで散らかってないだけマシw」

ヨウ
ヨウ「うん。俺がカントーにおった頃、住んどった近所は外まで散らかってたゴミ屋敷あったわw」

東海道「ゴミ屋敷ってのはどこにでもあるんやな…」

東海道くんは自身のスマホでゴミ屋敷の写真を表示させて、それをヨウに見せた。

ゴミ屋敷
ゴミ屋敷(Wikipediaより)

東海道「これ、ぼくの空間の。名古屋のある場所らしい」

ヨウ
ヨウ「お…おう…おじさんの空間でも、あるんや…くさそう…(この世界でもおじさんの空間でも同じ問題抱えてるんか…)」

東海道「うん。さて、ヤングースはどこや」

二人は階段を上り、2階へと向かった。

東海道「ほんま、ゴミ屋敷やな。シャンデリアが落ちたんやろうけどそれまでほったらかしやん」

グズマ(部屋から)「……(それがいいんだよ…w)」

ヨウはスカル団のしたっぱがいる所にいるのではないかと察する。

ヨウ
ヨウ「ここ、怪しい…」

ヨウはスカル団のしたっぱに話しかける。

ヨウ
ヨウ「ここ、通ってもええの?」

スカル団したっぱ「合い言葉言ったら、通してやるYO!」

ここを通るには合い言葉を言わなければならない。すると東海道くんは

東海道「ヨウ君、おそらくこの屋敷の中にヒントがあるかもしれん…手分けして探すから、これ貸してあげる。ヨウ君は2階お願いな」→強力LEDライトを渡す

東海道くんは常備していた懐中電灯を点灯させ、ヨウにもその懐中電灯を点灯させ、手分けして探すことにした。

ヨウ
ヨウ「……(それにしても、汚いなー)」(ガサゴソ…)

やはり屋敷の中は汚い。色んなものが散乱し、腐った食べ物らしき物もある。二人とも、スカル団のしたっぱらと勝負し邪魔者は徹底的に排除する。東海道くんは厨房と思われる場所に入り、あるメモ書きを見つける

東海道「ゴキブリが湧いてるな(ゴキジ〇ットしたいくらい)…ん?……なになに……今月の合い言葉…エネココア…?」

ヨウもあるメモ書きを見つける

ヨウ
ヨウ「今月の合い言葉…袋だたき…?なんやろ?…それにしてもこのマットレス、臭すぎて…」

更に東海道くんは更にもう一枚、メモ書きを見つける。

東海道「……今月の合い言葉…グソクムシャ…」

メモ書きを見た二人はその後、入り口付近で合流した。

東海道「なあ、ヨウ君。」

ヨウ
ヨウ「あ、合い言葉分かったと思うわ」

東海道「ほんま?」

ヨウ
ヨウ「うん。おじさんも分かったん?」

東海道「うん」

ヨウ
ヨウ「ほな、行こか」

東海道「ああ…」

二人はスカル団のしたっぱが塞いでいた場所へと向かう。

スカル団したっぱ「グズマ様の大好物は!?」

ヨウ
ヨウ「あれやろ?袋だたきってやつ」

スカル団したっぱ「まだまだある。二つ目!」

東海道「グソクムシャやろ。そんなもん食えるんかは知らん」

スカル団したっぱ「三つ目!」

ヨウ
ヨウ「まだあんの?俺はこれ以上知らん。おじさん」

東海道「エネココアやろ?」

スカル団したっぱ「本当にこれでいいのかい?」

東海道「ああ」

スカル団したっぱ「ふっ、合い言葉は全てあってる。しかし、スカしてない奴はお帰りだ!」

すると、東海道くんはしたっぱを投げ倒す

東海道「んなもん、どうでもええやん。そこどけ!」(ブンッ!)

スカル団したっぱ「ああっ!」

ヨウ
ヨウ「え……」

東海道「ヨウ君、行くで!」

少し、足早にバルコニーへと出た

ヨウ
ヨウ「なにここ…怖い…」

東海道「ヨウ君、急いだら、滑って落ちるからゆっくりでええよ」

ヨウ
ヨウ「う、うん…」

バルコニーを難なく渡りきった二人はついにボスの部屋へ突入した。

グズマ「!?ブッ飛ばされるために俺様の前に来るなっての」

ヨウ
ヨウ「ヤングースはどこや!」

グズマ「……」←ヨウが使う大阪弁にビビる

するとヤングースがそっと、顔を見せてくる。どうやら無事のようだ。

ヤングース「きゅうぅ……」

東海道「あ、おった!おい、ヤングース、こっちや!」

すると、ヤングースは東海道くんへと向かう。

東海道「よしよし。怖かったやろ…?」

ヤングース「きゅうぅ……」

グズマ「そんなことのために乗り込んできたのか……」

ヨウ
ヨウ「ああ、」

グズマ「大事なのはてめえとてめえの兄のポケモンだけでいいじゃないか!!」

ヨウ
ヨウ「もしあんたのポケモンがおんなじ目に合うて、同じ状況やったら、どないするん?そのまんま泣き寝入りとかあんたも嫌やろ?」

するとグズマは…

グズマ「……ああもう!!」→モンスターボールを取り出す

ヨウ
ヨウ「あ!ちょっと、おじさん…」

東海道「ん?なんや?」

ヨウ
ヨウ「ほら…」

東海道「あっ、これは…」

ヨウ
ヨウ「ダブルで行こ…」

東海道「ああ。ごめんね、ここから動かないでほしいんやけど、ええか?」

ヤングースは首を上下に振った。

東海道「ピジョット出てきなさい!」


ピジョット「ピジョーーーーー!」

ヨウ
ヨウ「こっちは…でておいで!ドデカバシ!」

ドデカバシ「……」

グズマはグソクムシャとアリアドスを出し、グズマはアリアドスに不意打ちをグソクムシャには出会い頭を指示する。

ドデカバシは避けきれず、命中する。

ヨウ
ヨウ「あ…まだいける!嘴を加熱して!」

ドデカバシは嘴を加熱する。

東海道「不意打ちくるで!あれで避け!」

ピジョットは電光石火と思えるほど速い動きで回避する。

グズマ「右だ!」

東海道「そのまんま、翼を打て!」


ピジョット「ピジョーーーーー!」

あまりにも至近距離だったためにアリアドスは避けきれず命中する。

ヨウ
ヨウ「……(え?どういうこと?)」

東海道「おい、ヨウ君」

ヨウ
ヨウ「あ…まだいける!嘴を加熱して!」

ドデカバシは嘴を加熱する。

東海道「燕返しや!」


ピジョット「ピジョーーーーー!」

グソクムシャは避けようとするも早すぎて避けきれず、命中する

ヨウ
ヨウ「左方(アリアドス)にくちばしキャノン!」

アリアドス「(ぎゃあああああああああああああ…)」

アリアドスは倒れる

東海道「よしよしよしよし」

グズマ「…なんだこの二人……全く歯が立たないぞ…」

東海道「ええ加減諦めな。ピジョットは集中攻撃や!」

グソクムシャはつるぎのまいで攻撃力を上げる。するとヨウは…

ヨウ
ヨウ「右方(グソクムシャ)に嫌な音を!!」

嫌な音をぶつけ、防御を下げる。

東海道「燕返しや!」


ピジョット「ピジョーーーーー!」

グソクムシャ「(ぎゃああああああああああああ…)」

グソクムシャは倒れた。


ヨウ「よし!勝ったで!」

グズマ「グズマァ!!なにやってるんだああ!!」

ヨウ
ヨウ「……」

グズマ「くっ、もう要らない。ヤングースなんか」

東海道「と、とりあえず、奪還に成功したな。」

ヨウ
ヨウ「う、うん。」

すると、グズマは部屋から出て行く、ヤングースが東海道くんに近寄る

東海道「よしよし。もう怖くないよー」

ヤングース「きゅうぅ……」

ヨウはあるものに気づいた。

ヨウ
ヨウ「あ、こんなとこにZクリスタルがあるわ。貰ってもいいかな?」

東海道「別にええと思うけどな」

二人はそれぞれ1個ずつムシZを入手する。

東海道「しかし、これはなんのためにあるんやろ…?」

ヨウ
ヨウ「さあwそれよりも、早くここから出よ。」

東海道「ああ、そうだな。」

ヤングース奪還作戦は成功し、二人は足早に屋敷を後にした。

続く

 

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