12時53分 ポニ島へ向けて、出発
東海道「……」(シュポッ…シュポッ)←エアーブロアーでカメラの清掃中
リーリエ「東海道さんのカメラはカメラマンが持っておられるようないいカメラですね」
東海道「ああ、アローラ地方は魅力いっぱいやから、こういうの残しとかんとなw」
東海道「これが普段付けているレンズで焦点距離18ミリから135ミリまでズームできるレンズで、これは望遠レンズで70ミリから300ミリまでズームできる」
リーリエ「あ、ありがとうございます…(話がついていけない…)」
ヨウ「なあ、リーリエ、おじさんの空間にもアローラ地方みたいに気候も年中温暖で独自の生態系が生息する島があるんやって」
ヨウ「沖縄地方言うて、最大の都市、那覇市がある沖縄島、石垣市に属する石垣島、竹富町に属する西表島、宮古島市に属する宮古島などで構成されていて、おじさんの実家のある大阪から遠く離れたとこにあるんや」
リーリエ「そういった島々もあちら側の世界にもあるんですね…」
ヨウ「これらの島をアローラに例えたら、沖縄島は最大の都市、那覇市があるから俺の家があるメレメレ島、西表島は火山があるからアーカラ島、石垣島は沖縄の最高峰、於茂登岳があるから、ウラウラ島、宮古島は漁業がメインやから、ポニ島らしいわ」
リーリエ「東海道さんの世界にもそういう島があるんですね。色々教えてくださって、ありがとうございました」
グラジオ「もうそろそろ…着くぞ…」
東海道「あれやな。ポニ島…」
14時4分 ポニ島 海の民の村
グラジオ「ポニ島……暮らす人もほぼいない自然豊かな島だ」
グラジオ「……しまキングを訪ねろ。しまキングでありながら、伝説のポケモンにまつわる祭壇の番人も兼ねるというらしいから、何か聞けるといいが…」
リーリエ「兄さま………ありがとうございます!!」
東海道「それよりもお腹空いたわ…」
グラジオ「ここにホエルオーというポケモンの形をした建物のレストランがあるから、そこで食事でもしたらどうかと」
東海道「そうしよ」
ヨウ、東海道くん、リーリエの三人はポニ島のレストランへと向かった。
リーリエ「(ヨウさんと東海道さんと一緒に行動できて…ホモォ…)」
14時24分 ポニ島のレストラン
店員「らっしゃい!20歳未満、全サイズ500円!」
東海道「ぼくは22なんやけど…」
店員「……特別に全サイズ500円!」
東海道「…………………………」
東海道「ぼくも」
数分後…
店員「ヘイ!お待たせしやしたー!」
リーリエ「!?……ヨウさんと東海道さんの量多すぎません?わたくし…こんなに食べきれません…」
東海道「7玉くらい入ってんぞこれ…ということは…」
東海道「あ……」
三人「いただきます…」
麺類特有の時間が経つと麺がのびるのか、中々完食できない3人…
東海道「ズルズルズルズル…(おいしいけど…量が多すぎる…)」
リーリエ「パクッ…(お二人とも、カントー地方の食べ方ですね…ちょっとうるさい…)」
その後、全員は食べきったのだが…
東海道「う、うんwぼく限界やけど、大丈夫や」←無理に完食
東海道「2千円で…ゲフッ……」
店員「500円のおつりとハートのウロコ3枚ね!ありがとうございやしたー!」
東海道「ハートのウロコ3枚…ゲフッ」
東海道「うっ…はぁ…」
3人は店外へ出た
東海道「今でも寝転びたいくらいや…」
ヨウは口を抑えて欄干まで走る
東海道「あ………」
東海道「…………」
東海道「ヨウ君、大丈夫…?」
リーリエ「あ…あ!ヨウさん、これで……うがいをしてください…」→ヨウにおいしい水を手渡す
???「よう 来たな!」
東海道「…だれや!?…」
続く
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