アローラ鉄道は2016年(平成28年)11月17日に発売されました、ニンテンドー3DS用ソフト、ポケットモンスター サン・ムーンの舞台、アローラ地方を舞台にした鉄道路線です。
概要
-
- 舞台:アローラ地方(ポケモンシリーズに登場する架空の都市 ※北緯は概ね沖ノ鳥島あたり)
- 運用者:アローラ鉄道
- 路線名:アローラ鉄道線
- 開業:主人公が引っ越してくる3ヶ月前
- 路線キロ:34.4km
- 軌間:1067mm
- 電化方式:直流1500V架空電車線方式
- レール:入換線を除き、全区間で60kgレール及びコンクリート枕木を採用
- 複線区間:全線
- 最高運転速度
- ■ウラウラ島(マリエ駅~コニコ駅間):120km/h(設計速度130km/h)
- ■アーカラ島(コニコ駅~アーカラオハナ駅間):90km/h
- ■メレメレ島(アーカラオハナ駅~ハウオリシティ駅間):110km/h
- 保安装置:ATS-SA(車上時素式速度照査,ATS-SAのAはアローラのA〔Alola〕)及びATS-Pの拠点P方式
- 最急曲線:225m(コニコ~カンタイ駅間)
- 最急勾配:11‰(アーカラオハナ駅~東ハウオリ駅間)
- 600m以内停止例外区間(下り勾配制限のない区間):カプの村駅~ウラウラの花園駅及びカラウラ海峡橋~コニコ駅間
運用車両:223系5000番台4両(10編成 開業時から運用・元シンオウ鉄道223系0番台)・225系5000番台4両(3編成 開業時から運用・元シンオウ鉄道225系0番台)・225系5100番台4両(2編成 開業時から運用・新製)・EF210形5000番台電気機関車2両(開業時から運用・元シンオウ鉄道EF210形)
※ATS-SAは設定上、シンオウ式ATS〔ATS-S〕=ATS-Sinnohのアローラ地方版。機能面や操作は現実のATS-SW等と同じ。ATS-Pもシンオウ地方で使われているATSという設定で機能面では現実のATS-Pと全く同じ。
ここでいう223系0番台は223系2000番台とほぼ同じ(加速性能が若干異なる)。
参照文献
- ポケットモンスターサン・ムーン=平成28年11月17日(ポケモン・ゲームソフト)
- ポケットモンスターウルトラサン・ウルトラムーン=平成29年11月17日(ポケモン・ゲームソフト)
- ポケットモンスターサン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン設定資料集 Essential(オーバーラップ) 平成29年12月 ISBN:978-4865542790
- ポケットモンスターサン・ムーン公式ガイドブック完全ストーリー攻略(オーバーラップ) 平成28年12月 ISBN:978-4865541519
- 鉄道線路の話
路線の特徴
自然豊かなアローラ地方を走り抜く鉄道路線。政府開発援助(約6兆3000億円全額)により、建設された。高速運転に定評があり、観光客や住民の生活の足となっている。フェリーと競争が強いられている。最高運転速度は120km/h(参考:サメハダーが瞬間的に出せるスピード)となっているが、路線は130km/h運転にも対応している。トンネルの設置は許可されなかったためか、急カーブが点在する。
アーカラ島では全区間が高架となっており、津波の避難場所に指定されている。
日中の運転本数は全区間1時間4本運行されている。
駅一覧
全駅アローラ地方に所在する。
停車駅で色づけされている駅は停車駅
駅名 | 実キロ | 停車 | 所在地 | ||||
普通 | 区間 快速 |
快速 | |||||
A | U | ||||||
マリエシティ | 0.0 | ○ | ○ | ○ | ○ | ウラウラ島 | マリエシティ |
ホクラニ岳口 | 0.7 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
ウラウラビーチ | 5.7 | ○ | | | ○ | | | ||
カプの村 | 8.3 | ○ | | | ○ | | | ||
ウラウラの花園 | 13.1 | ○ | | | ○ | | | ポータウン | |
コニコシティ | 20.9 | ○ | ○ | ○ | ○ | アーカラ島 | コニコシティ |
カンタイシティ | 22.1 | ○ | ○ | ○ | ○ | カンタイシティ | |
東カンタイ | 23.0 | ○ | ○ | ↑ | | | ||
ロイヤルアベニュー | 24.1 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
アーカラオハナ | 25.2 | ○ | ○ | ↑ | | | オハナタウン | |
東ハウオリ | 31.6 | ○ | ○ | ↑ | | | メレメレ島 | ハウオリシティ |
ハウオリビーチ | 33.0 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
ハウオリシティ | 34.3 | ○ | ○ | ○ | ○ |
A・・・ウラウラ島通過タイプ
U・・・ウラウラ島各停タイプ
リリィ支線
駅名 | 実キロ |
東ハウオリ | 0.0 |
リリィタウン(ハウオリ総合車両所) | 2.7 |
未成区間(計画のみ)
鉄道線(ポニ島)
設計最高速度:120km/h(海峡橋部)、100km/h(地上区間)
駅名 | 実キロ | 列車 行き違い |
所在地 | |
ハウオリシティ | 34.3 | ∨ | メレメレ島 | ハウオリシティ |
ポニの広野 | 36.6 | ◇ | ポニ島 | |
ポニの大峡谷口 | 39.2 | ◇ | ||
海の民の村 | 40.5 | ∧ |
メレメレ北部線
設計最高速度:100km/h 全区間複線
連続勾配あり。一部30‰の急勾配あり。下り線の方が若干早い。
駅名 | 実キロ | 所在地 | |
ハウオリシティ | 34.1 | メレメレ島 |
ハウオリシティ |
ビッグウェーブビーチ | 36.0 | ||
カーラエ岬 | 38.5 | リリィタウン | |
リリィタウン | 39.6 |
駅紹介
マリエシティ駅(Malie Station)
有人駅
アローラ鉄道線の終着駅で2面2線のシンプルな構造となっている。1日の利用者数は3,200人
駅周辺
- マリエ図書館
- ジムオブカントー
ホクラニ岳口駅
有人駅
マリエシティ駅の次にある駅。2面2線の8両対応のホームとなっている。駅のコニコ側すぐに踏切があり、ホクラニ岳への山道へとつながっている。臨時列車を除いて全列車が停車する。1日の利用者数は6,900人
駅周辺
- ローリングドリーマー
- ホクラニ岳へ続く道(10番道路)
ウラウラビーチ駅(副駅名:ホテリ地熱発電所前)
無人駅(自動券売機あり)
マリエシティから大きく外れた場所にある。近くにはウラウラビーチやホテリ山がある。
開発時の仮称は「ウラウラ第二海岸駅(英語名:Ula’Ula-2nd-beach Station)」だった(由来はサン・ムーンではその場所がウラウラ裏海岸だったため。)。
普通列車のみ停車する。また、周辺にはウラウラビーチやホテリ山以外何もなく、鉄道以外で到達するには12番道路の険しい道を通ることが必要であり、カントー地方などからやってきた鉄道ファンからは秘境駅として知られている。1日の利用者数は346人
駅周辺
- ウラウラビーチ
- ホテリ山
カプの村駅(副駅名:ポケモンリーグ前)
無人駅(自動券売機あり)
かつて周辺には街があった。しかし何らかの理由でカプの怒りを買い破壊された村。2面3線の8両対応のホームとなっている。ポケモンリーグが開設された日からは「ポケモンリーグ前」という副駅名がつけられた。
ウラウラ島とアーカラ島の間の橋が不通になった際に列車運行を円滑に対処できるよう、折り返し設備が設置されている。
普通列車のみ停車する。また、周辺にはポケモンセンターやポケモンリーグへとつながる山道の入口以外何もなく、ウラウラビーチ駅同様、鉄道以外で到達するには12番道路の険しい道を通ることが必要であり、カントー地方などからやってきた鉄道ファンからは秘境駅として知られている。1日の利用者数は60人
駅周辺
- スーパーメガやす跡地
- ラナキラマウンテン
ウラウラの花園駅
無人駅(自動券売機なし)
ウラウラの花園の最寄り駅。(※敷設当初は設置する予定はなかったが、カプの村駅とコニコシティ駅までの駅間が12.6kmと大変長く、また観光地である以上、利便性向上のため設置した。)
普通列車のみ停車する。また、周辺にはやはりポケモンセンターとウラウラの花園以外何もなく、鉄道以外で到達するには15番水道を通ることが必要であり、カントー地方などからやってきた鉄道ファンからは秘境駅として知られている。1日の利用者数は31人
駅周辺
- ポケモンセンター
- ウラウラの花園
コニコシティ駅(Konikoni Station)
有人駅
アーカラ島最初の駅。2面2線の8両対応のホームとなっている。カプの村駅同様にウラウラ島とアーカラ島の間の橋が不通になった際に列車運行を円滑に対処できるよう、折り返し設備が設置されている。駅のハウオリ側は半径225mの急カーブとなっており、65km/hの速度制限(EF210は50km/hの速度制限)がかかっている。臨時列車を除いて全列車が停車する。この駅を境に運転速度が120km/hから90km/hへと変わる。1日の利用者数は5,600人
駅周辺
- レストラン
- ブティック
カンタイシティ駅(Heahea Station)
有人駅
コニコシティ駅出てすぐにある急カーブを通過してすぐにあるアーカラ島の代表駅でもあり、リゾートホテルなどが立ち並ぶカンタイシティの代表駅でもある。1面2線の8両対応のホームとなっており、ホームドアが設置されている。土地の制約上、折り返し設備や待避設備がない代わりに入換線が設けられている。全列車が停車する。構造上通過できないため、臨時列車などで通過の場合でも一旦停車する。1日の利用者数は7,400人
駅周辺
- ディグダトンネル(駅の一部となっている)
- ホテルしおさい
- サーフ協会支部
- 空間研究所
- カンタイビーチ
東カンタイ駅(Higashi-heahea Station)
無人駅(自動券売機・改札機あり)
水上にある鉄道駅。利用者のほとんどがリゾートホテルに宿泊する観光客と言われている。ホームは1面2線で6両編成対応。
付近には予約が1年以上先まで満室の大型のリゾートホテル、ハノハノリゾートがある。1日の利用者は860人で普通列車・区間快速のみが停車する。
駅周辺
- ハノハノリゾート
ロイヤルアベニュー駅(Royal avenue Station)
有人駅
アーカラ島にある複合商業施設に隣接する駅。ホームドアが設置されている。アローラ地方唯一の食品スーパーがあるのか、食品類を台車ごと乗り入れてくる利用客もいる(アローラ鉄道では台車の使用を認めている)。
そのため、この駅を境に混雑し始める。停車時間も最低1分設定されている。臨時列車を除き全列車が停車する。1日の利用者数は16,300人
駅周辺
- スーパーメガやす
- ロイヤルドーム
- ヴェラ火山公園
- ワカツダケトンネル(少し距離がある)
アーカラオハナ駅(Akala-Paniola Station)
無人駅(自動券売機なし)
オハナ牧場内にあり、5番道路と繋がっている。但し、この駅からはアーカラ島の北方方面に行くことができない。普通列車・区間快速のみ停車する。
1日の利用者数は10人以下とアローラ鉄道線の中では最も利用者が少ない。
駅周辺
- せせらぎの丘(少し距離がある)
東ハウオリ駅(Higashi-hau’oli Station)
無人駅(自動券売機あり)
メレメレ島最初の駅でハウオリ総合車両センター(リリィタウンに所在)へとつながっている。
付近にはカントー地方から引っ越してきて後にポケモンリーグのチャンピオンになった男の子の家がある。この付近は日の出になるとメレメレの海と朝日の風景が観光客に人気だ。テンカラットヒルへの最寄り駅であり、普通列車・区間快速のみ停車する。1日の利用者数は158人
駅周辺
- トレーナーズスクール
- 主人公の家(少し距離がある)
ハウオリビーチ駅(Hau’oli-beach Station)
アローラ地方最大の都市、ハウオリシティ入ってすぐにある駅。ビーチサイドエリアに位置し、ビーチに面している。臨時列車を除き、全て停車する。1日の利用者数は1,244人
ハウオリシティ駅(Hau’oli Station)
ハウオリシティのショッピングエリアにあり、起点駅である。8両対応ホームだが駅前の土地の確保が難しかったのかホーム長もギリギリとなっている。そのため、駅進入時の速度は30km/hと低く抑えられている。駅周辺には複合商業施設やマラサダショップなどがあり観光客で賑わっている。1日の利用者数は9,640人
運転方法
- シナリオデータが読み込まれた時点でATSのチャイムが鳴りますので、Insertキーを押して止めてください。
- ATS切換スイッチが「S」(4キー)になっていることを確認してください。なお切換スイッチが「P」(5キー)でも運転は可能ですが規則上は「S」にしてください(Sにしないと中の人がうるさいです)。
- PageUpキーを押してヘッドライトを点灯させます。
- 常用ブレーキはレベル7までありますが通常の運転ではレベル5までとし、それ以上は駅停車時にこのままでは停車できない可能性があるときに使ってください。
- 雨の場合、とても滑りやすく晴れの場合よりもブレーキ操作が難しくなっております。
- 標識類は一部を除いてHi,Aro-ra!フォント(通称、アローラ文字)を使用しておりますので、標識はこちらで簡単に説明します。
ATS切替スイッチ
「3」キー・・・入替スイッチ(入換線で使用します。)
「4」キー・・・Sモード(通常はこのモードで行います。)
「5」キー・・・Pモード(通常は使いません)
走行関係
「6」キー・・・耐雪ブレーキ(アローラ地方では使いません)
「PageUp」キー・・・ヘッドライトスイッチ
「PageDown」キー・・・ヘッドライトHi/Lo切替えスイッチ
「8」キー・・・ATS-P電源スイッチ(入れた状態でないと動きません)
「Space」キー・・・ATS-SAのベルが鳴ったら、5秒以内にブレーキをかけながら押してください。
「Insert」キー・・・ATS-SAのチャイムを止めます。停車・現示アップ時に押してください。
「Delete」キー・・・EBリセットスイッチ(ブザーが鳴った場合、5秒以内に押してください。)
「Home」キー・・・ATS-SAやATS-Pが動作して停車した際、これを押さないと動きません。本来ATS-SAやATS-Pの非常ブレーキが動作した際は司令に連絡する必要がありますがここでは省略します。ATS-P常用ブレーキ(レベル7)の動作の場合はそのまま復帰して構いません。
信号
停止現示
注意現示
通過するまでに55km/h以下までスピードを落としてください。但し、後述の速度制限の区間ではいずれか低い方の速度にしたがってください。絶対信号機(駅前後にある信号機)および第1閉塞信号機(信号機の下に『1』とかかれているプレートがある信号機)の場合は+5km/h以上で非常ブレーキがかかります。
減速現示
通過するまでに75km/h以下までスピードを落としてください。但し、後述の速度制限の区間ではいずれか低い方の速度にしたがってください。絶対信号機(駅前後にある信号機)および第1閉塞信号機(信号機の下に『1』とかかれているプレートがある信号機)の場合は+5km/h以上で非常ブレーキがかかります。
進行現示
最高運転速度で走行できます。但し、後述の速度制限の区間ではその速度にしたがってください。
警戒現示
通過するまでに25km/h以下までスピードを落としてください。アローラ鉄道で運用されている車両のほとんどが高加減速車であるためこの現示が出ることは滅多にありませんが、まれにでることがあります。また、後述の速度制限の区間ではいずれか低い方の速度にしたがってください。絶対信号機(駅前後にある信号機)および第1閉塞信号機(信号機の下に『1』とかかれているプレートがある信号機)の場合は+5km/h以上で非常ブレーキがかかります。
標識
見落としがあるとATSが動作して緊急停止の原因になりますので、簡単に説明する。
速度制限標識
この場合75km/hの速度制限がこの標識から450mまで続くという意味です。
場内相当標識
分岐器や折り返し設備がない駅の手前の信号機に設置されています。
最高運転速度標識
この先の最高運転速度(出してもよいスピード)を意味する標識。この場合、120km/hまで出してよいこととなっております。色は赤色・桃色・黄色の3種類。この標識を大幅に超えるスピードで進入するとATSの速度照査が働き、緊急停車しますので、見落としに注意してください。
無閉塞禁止標識
無閉塞運転を禁止する標識。アローラ鉄道での規則上閉塞信号機が停止信号の場合、停止から1分経てば進入できる(無閉塞運転)ことになっているが、見通しが悪い区間は列車衝突事故の恐れがあるため禁止されている。そのような場所にこの標識が設置されている。同時に直下地上子も設置されていて信号を無視して通過しようとするとATSが作動し緊急停止します。
津波注意
沿岸部で津波で浸水する可能性のあるエリアに設置されています。運転とはあまり関係ありません。