【BVE5路線アドオン】シンオウ鉄道ナギサ本線

シンオウ鉄道は2006年(平成18年)9月28日及び2008年(平成20年)9月13日に発売されました、ニンテンドーDS用ソフト、ポケットモンスター ダイヤモンド・パール及びプラチナの舞台、シンオウ地方を舞台にした鉄道路線です。

概要

  • 舞台: シンオウ地方(ポケモンシリーズに登場する架空の都市)
  • 運用者: シンオウ鉄道
  • 路線名: ナギサ本線(トバリ以西愛称: テンガン線・トバリ〜ナギサ駅間愛称: ヒスイコンゴウ線)
  • 営業係数:82(ミオ〜クロガネ駅間: 58、クロガネ〜ヨスガ駅間: 62、ヨスガ〜トバリ南駅間:76、トバリ南〜ナギサ駅間:662)
  • 開業: 主人公が生まれる90年前
  • 路線キロ: 287.2km
  • 軌間: 1067mm
  • 最急勾配: 15‰(雲海峠)
  • 最大運転両数:15両(特急 *トバリ以西)、12両(普通 *トバリ以西)
  • 電化方式: 直流1500V架空電車線方式
  • レール: 入換線を除き、全区間で60kgレール及びコンクリート枕木を採用
  • 保安装置: ミオ〜トバリ駅間: ATS-P(全線P),トバリ〜ナギサ駅間: ATS-S及びATS-P(拠点P)
  • 複線区間: ミオ〜トバリ南駅間
  • 最高運転速度: 130 km/h
  • レール: 全区間で60kgレールを使用。まくらぎもほぼ全区間でPCまくらぎに切替済

概要

当時ヒスイ地方だった時代に開拓のために鉄道の敷設が行われた。高架化された区間やのちに開通した短絡線を除けばルートは開業当時からのままである。時空の裂け目から落ちてきた未来人の鉄道技術者により、開業当初から高速化を前提とした設計となっており、鉄道車両の低重心化が進めば概ね160 km/hでの運転ができると当時の技術書には記載されていた。開業当時の最高運転速度は95 km/hで、現在は低重心化が進んだものの、ブレーキ制動の問題で130 km/hに留まっている。

最初に開業した区間はミオ駅からコトブキ駅までの間で主に貨物輸送が主だった。その後もクロガネ、ヨスガ、ズイ、トバリと部分開業を続け、ナギサ駅まで全通したのは最初に開業してから5年後のことだった。

シンオウ地方の東西は事実上分断されていたが、同線部分開業に伴う、テンガン山を貫通するトンネルの完成により、繋ったことで往来も盛んになった。なお、トンネルの工事に至っては遺跡などの発掘などで幾度も開通が延期され、また崩落事故が相次ぎ、殉職者も出ており、両側の入り口には慰霊碑が鎮座している。

ヨスガ駅以西までの全通から10年後、水銀整流器による変電所が設置され、ヨスガ以西は直流電化となった。それに伴い、電車が導入され普通列車の高加速化を実現、都市間の運用に就き、蒸気機関車を使う長距離普通列車は同区間では主要駅のみ停車するようになった。また、それぞれに愛称がつけられ、電車はヒスイ号、長距離普通列車はハマナス号(現在は特急の列車名)と名付けられていた。

最初に開業してから50年後、電車主体の運用に変わる節目の年でもあった。全区間でATS-Sが導入され、ヨスガ〜トバリ駅間が交流電化された。また、電車の高性能化が図られ、111系、401系と481系が導入された。111系と401系の最高速度は100 km/h、481系の最高速度は120 km/hとなり、全体的に高速化が図られた。5年後には改良された115系、413系と485系が導入されている。それに伴い蒸気機関車の運用は減少し、貨物輸送でも、大部分が電気機関車に置き換わっている。10年後にはトバリ〜ナギサ駅間が交流電化され、鉄道の無煙化により、蒸気機関車の運用は終了した。

最初に開業してから85年後、車両の老朽化が進んでおり、新型車両が導入されるのではないかと期待されていた。シンオウ鉄道はイメージアップキャンペーン第1弾として、普通列車用の221系が導入された。同時に快速運用が設定され、最高運転速度は120 km/hに向上、それから2年後には特急形の681系が導入され、最高運転速度は130 km/hに向上、所要時間が減少した。130 km/h運転のため、ヨスガ以西のATS-SをATS-Pに換装。ヨスガ〜トバリ駅間は拠点P方式に変更された。

開業90周年にイメージアップキャンペーン第2弾を実施し、普通列車の130 km/h運転と凍結下でのブレーキの新システムを取り入れるため、223系を試験導入。快速運用・普通運用に就きながら様々なデータを収集していた。その4年後には老朽化した111系の完全な置き換えと115系の一部を置き換えるため223系が量産され、続々と導入された。

開業100周年の節目の年にはヨスガ〜トバリ駅間のATSが全てATS-Pに変更され、トバリ〜ナギサ駅間は拠点P方式に変更された。全区間が直流電化となり、直流電車がナギサ駅まで乗り入れるようになった。それから5年後には225系が導入された。こちらは新システムが採用されており更なる高性能化が図られている。これにともない、115系の一部と普通列車用交直流電車が置き換えられている。

また、都市間は野生ポケモンとの接触事故が発生することがあり、遅延の原因としては最も多かったが後に列車が接近すると、超音波を発生させる装置などを用いて排除させるシステムを取り入れることで、接触による遅延は大幅に減少している。

ちなみにシンオウ地方はかなりの人口を抱えながらも、道路があまり整備されておらずエネルギーは石炭に頼っているため自動車は少なく、鉄道利用が重宝されている。

運行ダイヤ

ミオ~トバリ(1時間毎)

ミオ コトブキ クロガネ ヨスガ トバリ
普通 4本 2本がキッサキ線→
区間快速
快速 2本 0~1本(各停)
特急
ハマナス
1本

トバリ~ナギサ(1日)

トバリ リッシ湖南 ナギサ
普通 9往復 3往復
区間快速
快速
(各停)
1往復
特急
ハマナス
13往復
3往復

 

駅名 駅ナンバー キロ程 駅間距離
ナギサシティ A-01 0.0 0.0
西ナギサ A-02
浦浜 A-05
群青海岸口 A-08
リッシリゾート南 A-09
リッシ湖南 A-10 ノモセ線
リッシ湖北 A-11
コンゴウ集落 A-12
雲海峠 A-13
トバリ南 A-14
トバリ A-15
トバリシティ A-16 バトルゾーン線
A-17
A-18
A-19
A-20
A-21
A-22
A-23
A-24
A-25
A-26

信号制限

  • 進行: 130 km/h
  • 減速: 75 km/h
  • 注意: 55 km/h
  • 警戒: 25 km/h

種別

普通

各駅に停車する種別。全区間で運用されている。ヒスイコンゴウ線を除き、日中はクロガネ〜ミオシティ駅間のみの運用となっている。ヒスイコンゴウ線内では4両編成で運用されている。

快速

クロガネ以西では快速運転を行う大運転種別。原則8両以上で運行される。1日1往復だけナギサ本線全区間を走行する。

特急ハマナス

都市間運送を果たす特別急行列車。最大15両編成で運行され毎時1本、トバリ〜ミオ駅間を運行している。また、1日3往復は全区間を走行する。列車名の由来はシンオウ地方南西地域の旧名から。

運行車両

113系(ナギサ本線・フタバ線専用)

113系

両数 4両(M編成)
車両基地 トバリ車両区(深バリ)
フタバ車両区(深フタ)
主な運行区間 トバリ以東・フタバ線
最高運転速度 110 km/h
寒冷最高運転速度 100 km/h
制御装置 抵抗制御
保安装置 ATS-S,ATS-P

115系(抑速ブレーキ付き)

両数 3両(U編成)
7両(T編成)
車両基地 トバリ車両区(深バリ)
フタバ車両区(深フタ)
主な運行区間 トバリ以東・フタバ線
最高運転速度 110 km/h
寒冷最高運転速度 100 km/h
制御装置 抵抗制御
保安装置 ATS-S,ATS-P

221系

両数 4両(A編成)または8両(B編成)
車両基地 トバリ車両区(深バリ)
フタバ車両区(深フタ)
主な運行区間 トバリ以東
キッサキ線(ハクタイ以南)
フタバ線
最高運転速度 120 km/h
寒冷最高運転速度 110 km/h
制御装置 界磁添加励磁制御
保安装置 ATS-S,ATS-P

223系0番台(223系1000番台/223系2000番台)

223系

塗装はシンオウ地方を意識した配色となっている。また寒冷仕様を強化しており、ブレーキも摩擦係数が高く、レール凍結下で130 km/h走行時でも600m以内で停止する性能を有する。

223系0番台S1編成(223系1000番台)

普通列車130km/h運転化のため、最初に投入された223系電車の先行量産車。8両編成となっている。

←コトブキ ナギサ→
クモハ223-1 サハ223-1 サハ223-2 モハ223-1 サハ223-3 サハ223-4 モハ223-2 クハ222-1
両数 4両(H編成)または8両(S編成)
車両基地 フタバ車両区(深フタ)
主な運行区間 全路線
最高運転速度 130 km/h
寒冷最高運転速度 130 km/h
制御装置 VVVF 制御
保安装置 ATS-S,ATS-P

225系0/100番台

両数 4両(L編成)または8両(I編成)
車両基地 フタバ車両区(深フタ)
主な運行区間 全路線
最高運転速度 130 km/h
寒冷最高運転速度 130 km/h
制御装置 VVVF 制御
保安装置 ATS-S,ATS-P

183系(元485系)

両数 4両
車両基地 トバリ車両区(深バリ)
主な運行区間 全区間
最高運転速度 110 km/h
寒冷最高運転速度 110 km/h
制御装置 抵抗制御
保安装置 ATS-S,ATS-P

287系

両数 6両
3両
車両基地 トバリ車両区(深バリ)
主な運行区間 全路線
最高運転速度 130 km/h
寒冷最高運転速度 130 km/h
制御装置 VVVF 制御
保安装置 ATS-S,ATS-P

681系

両数 6両
3両
車両基地 トバリ車両区(深バリ)
主な運行区間 全路線
最高運転速度 130 km/h
寒冷最高運転速度 130 km/h
制御装置 VVVF 制御
保安装置 ATS-S,ATS-P

289系(元683系)

両数 9両
6両
3両
車両基地 トバリ車両区(深バリ)
主な運行区間 全路線
最高運転速度 130 km/h
寒冷最高運転速度 130 km/h
制御装置 VVVF 制御
保安装置 ATS-S,ATS-P

用語集

シンオウ地方
(Sinnoh)
ポケモンの世界にある、区画の一つ。中央には山脈が連なっている。北部は極寒地帯として有名だ。神話が語り継がれている。
シンオウ鉄道
(Sinnoh Railway)
シンオウ地方の鉄道会社。鉄道以外にも不動産事業や興行など、幅広い分野を持つ。技術力も高く、鉄道に関わる数多くの技術を保有する。
ナギサ本線
(Sunyshore Line)
シンオウ地方を東西に延びる鉄道路線。歴史は古く、全線開業当初から重要な路線として位置づけられている。
キッサキ線
(Snowpoint Line)
クロガネシティからシンオウ地方北部のキッサキシティを結ぶ路線。ハクタイシティ以北の冬は極寒地帯かつ豪雪地帯のため、度々運休になることがある。
ATS-S
(ATS-Sinnoh)
シンオウ地方で使用されている、ATS(Automatic Train Stop)。
車上時素式速度照査機能付のものはATS-S2 とも言われている。
速度照査は 2 個の速度照査地上子の間の通過時間(0.5 秒)を計測するタイプ。
ATS-P
(ATS-Pattern)
停止信号までの停車パターンを計算して停止信号冒進を防いでくれるハイテク ATS。踏切制御・速度制限パターン・現示アップなども取り入れられている。シンオウ地方で開発され、シンオウ地方では
幅広く使われている。

※多分、公開すると思う…