今、金環日食が5月21日にあるということで、いろんな店では遮光眼鏡や遮光フィルターが各メーカーから発売されています。
また、その日まであと10日を切り、特に何処の店に行っても、遮光眼鏡や遮光フィルターが品薄状態に
遮光フィルターについて6月待ちという程だ。だからといって、直で撮影なんかすると熱でカメラが故障したり、失明・火災の原因になる。望遠レンズなんか使っていたら、1千度くらいに達するらしい。
しかし、遮光眼鏡は意外と在庫があったりするので、今日はそれを買ってきて家でカメラ用遮光フィルターを作ってみました。
制作費は1,000円未満です。遮光フィルターよりも相場によって異なるが、1/10まで抑えられる。
しかし、画質は犠牲にしているため、商用目的やコンテストには不向きでしょう。
重要:
太陽は有害な光線を出しているため、ファインダーで撮影するのは避けた方がよい。
最近のデジタル一眼レフカメラはライブビュー撮影ができるため、それを使うとよい。
材料:
- 観察用眼鏡 ×1 860円
- インスタントラーメンのふた ×1 30~500円以上
- 保護フィルター ×1 手持ち
作り方
説明が不十分かもしれませんが、参考になれば幸いです。
- 観察用眼鏡のフィルムをはがす。この時、遮光フィルム部分を破らないよう、注意すること
メーカーによっては銀色の部分がない場合がありますが、殆ど変わりはないと思います。不安であればそのタイプを使用するといいでしょう。
- 次にインスタントラーメンのふたを加工します。まず、コンパスで取り付けるレンズ径より1mm短い円を描き、その中央に横3cmくらい×縦1cmくらいの穴を開ける。また、遮光フィルムをはみださない範囲であればこれよりも大きい穴にしても構わない。そこに切り取った遮光フィルムをセロハンテープでしっかり固定する。ここでしっかり固定していないと、撮影時外れる恐れがあり、失明・カメラの故障、火災の原因になるため絶対しっかり固定しておく。中には粘着力が弱いものがあるため、そういうものは絶対使わないこと。この手順ができれば遮光フィルターの完成だ(図2)
- 次にカメラレンズにセットします。このとき、レンズの先端に入らない場合は折り曲げるかカッターナイフで切って調整してください。そのとき、レンズにそのままの光が入らないよう、できるだけ0.5mm単位で慎重に調整してください。調整後、懐中電灯や車のヘッドライトなどで光が入ってこないか確認してください。調整行程で太陽光で確認するのは絶対におやめください。場合によっては失明や火災の原因になります。
少しでもそのままの光が入った場合は「2.」の行程に戻ってください。
図3のように取り付けできれば完了です・・・が、まだこの状態で撮影するのは危険です。 - 脱落防止のため、保護フィルターを取り付けること。光量制限フィルターでも構わない。
これで完成です。
こちらはまだ太陽は撮影していませんので、どんなのが撮影できるかは僕にも分かりません。
明日にも撮影しに行く予定です。
注意:
作者はこの工作に生じた事故や災害は一切責任を負いかねます。
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