2013/05/12 1:30追記
2013/07/13 1:45追記
ブルーレイディスク(Blu-rayDisc)(以下、BD)って、対応レコーダー等が発売されてからもう10年なんだな。当初はカートリッジに入っていたとか。
理由は記録面にほこりやちょっとした傷を付けただけで再生できなくなるなどの問題があったため、それが入らないよう、カートリッジに入れていた。BDの保護層は0.1mm(コピー用紙1枚分の厚さ)しかないため、研磨することはできない。研磨すると再生できなくなる。
現在は記録面をハードコート処理を施すことで傷に強くしたり、カートリッジなしで売られている(DVD-RAMみたいだな)。ぼくがブルーレイディスクを店で初めて見たのは9年前かな…
1枚で地上アナログが20時間記録できることに当時驚いたしw
2006年からHD-DVDが本格的に市場に参入、ここから規格争いが始まる。
しかし、HD-DVDの容量は一層15GBとBD(一層25GB)の60%しかなく、録画時間もBDが3時間なのに対し、1時間55分とBDより64%と短かった。そのせいか翌々年2月19日、東芝が撤退したことでHD-DVDはBDに負けた。ただ、保護層が厚かったため、耐久性は良かったらしい。
現在、発売されている記録用BDは-R(無印)、-R DL(2層)、-R XL(3・4層)、-RE(無印)、-RE DL(2層)、-RE XL(3・4層)の6種類ある。
容量は-Rと-REは25GB、-R/-RE DLは50GBとなっている。
-R/-RE XLは100GB(3層、33.33GB)や128GB(4層、32GB)などがある。
-Rと-R DLは6倍速まで、-REと-RE DLは2倍速までは市場に流通している。
-R XLは2~4倍速、-RE XLは2倍速が流通している。
値段は容量当たりでは無印の方が安い。ぼくとしてはDLが安い方がいいな…
-R XLは1枚5千円程度だったりする。高すぎ…
500GBハードディスク買った方が(ry
LTH-TYPE(Low to High Type)について
BD-RにはLTH-TYPE(Low to High Type)というものがある。
※この写真の非LTH(無機)ディスクの黒い線は記録済領域です。未使用にはついていません。
比較してみると記録面が金色になっている。
これは有機色素を用いているためである。従来型はレーザーで高熱で記録面を変化させる方式で記録する。一方LTHは色素を変化させる方式で記録する。そのためLTH対応のBDドライブが必要になる。対応していないBDドライブで使用すると故障の原因になる。
これはDVD-Rの製造工場をそのまま(ではないと思うが)利用することができるため、製造コストは非LTH(無機)より安いと言われているが、市場価格は非LTH型と殆ど同額だったりする。
また、保存性は有機色素を使用しているせいか、光をよく通す。勿論、紫外線もよく通すため、保存性は良くない。これは日本製・海外製問わない。ちなみに量販店でもLTHはあまり勧めないようだ。
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