日馬富士の暴行事件から貴乃花退職騒動、貴ノ岩の暴行で廃業同然の引退まで、なにかと波乱続きの大相撲ですが、昨日稀勢の里は現役を引退し、年寄荒磯を襲名した。進退がかかる場所で3連敗してしまい、無念にも引退を表明。年寄株「荒磯」を持っているので、引退後も部屋付きの親方として相撲協会に残るとのこと。
実はぼくは2年前から稀勢の里が横綱に昇進する前から横綱昇進については難色を示していたのですが、それが見事的中してしまったのだ…
やはり本人としても、一昨年の春場所で怪我を負いながら無理して出場したりして悪化させたのはもとより、久々の日本出身力士の横綱だったこともあり、国民から期待の声が集まったことで異常なプレッシャーがのしかかり、精神的な負担も大きかっただろう。若乃花に続き、今回もまた人気取りの犠牲になったのだ。
いずれにせよ、親方になったことで、今後は部屋の力士の育成に力を入れるであろう。
ありがとう、稀勢の里!