通信費を抑えるために、格安SIMを使用したり(ぼくも2018年からY!mobileに移行済み)、通話は インスタントメッセンジャーの通話機能を使ったり、SMSの代わりにそのチャット機能を使うなど、様々な方法を取っている方が多いかと思いますが、実はOS付属の インスタントメッセンジャーで違うOSの間でも、やりとりできることはご存知だろうか?
OS付属のメッセンジャーアプリというのは一般的に、メッセージ(iOS/iPadOS/macOS)、 Google メッセージ(Androidなど)のことを指します。これらのアプリはそのアプリ同士でしか、通信できないと思われがちですが、実はそうではない。
実は、RCS(リッチコミュニケーションサービス)という規格が用いられており、Google メッセージはそれに対応し、Appleのメッセージでも、iOS 18、iPadOS 18、macOS 15 SequoiaからRCSに対応し、異なるOS間でも利用できるようになっている。
RCSはあくまで規格であって、管理者もいない(P2P)。そのため、利用料そのものは無料。送受信だって無料だ(通信費を除く)
OS付属のインスタントメッセンジャーでここまでできるなら、サードパーティーのアプリが不要になる可能性がある。ただ、サードパーティーのアプリも個性的な機能を搭載していることが多いため、完全な置き換えはないかと思われますが、サードパーティーアプリを入れていない端末からもRCSでやりとりできるため、今まで以上に通信費を安くすることが可能かもしれません。
ただし、注意していただきたいのが、現時点では多くのキャリアでRCSの通話機能が利用できないことと、Wi-Fi環境がない、すなわち4G/5G電話回線と接続している場合、前述の通りデータ通信が発生するため注意が必要。低速切り替えができる通信事業者の場合は低速モードにすることが望ましいだろう