3月に第二種電気工事士の試験を受けるために申し込みして、5月に筆記試験で合格。先月、第二種電気工事士の技能試験を受け見事合格しました。取得のきっかけとなったのはぼく自身の事情ということもあります。
実はぼく自身、幼稚園児の頃からこういうのに興味がありまして、かつて住んでいた賃貸アパートで分電盤の定期点検で普段見られない分電盤の中を下から見たり、1999年には老朽化したコンセントの一斉交換作業をする電気工事士さんを見て、「すごいな」と思ったことがありました。それがきっかけ(?)だったのかもしれません。中学・高校時代は数学で習ったことでよく電気の話をしていた記憶がありますが費用面の問題がありましたのでなかなか受けさせてくれませんでしたね…
あれから22年が経った2021年、取得する決意を持ったのである。
昨年の5月ごろにさまざまな理由で電気工事士の資格を取得しようかと思いテキストを購入したりしました。しかし、サボっていたので、その年度は受けることはありませんでした。
2022年に入り、勉強もある程度進んできたので3月に前期の申し込みを行いました。その直後から技能試験や筆記試験の過去の問題をやったりしていました。
5月、筆記試験については制限時間2時間のうち、わずか40分足らずで済ませ、86点と合格。計算問題は難なく(実は高校時代に数学を100点満点を取ってしまったことがありますw)その後も技能試験の問題の練習を各問題(13問ある)2回分をやり続けました。
ちなみに技能試験について、欠陥がないように作らなければならないためそこが大変でした。欠陥があると不合格となってしまいます。
例えば電球の受け金(ランプレセプタクル)やコンセントや接続点の誤結線(結線が逆など)、芯線が露出していないまたは露出しすぎていないか、接続するパーツ(リングスリーブと呼ばれる電線同士を圧着接続するパーツの圧着箇所や圧着力)はもちろんのこと、結線したケーブルの長さが50%以上であることなど、さまざまな基準がありそれができないよう出題された図面通りに仕上げる必要があります。
欠陥となる事例は検索すると色々と出てくるかもしれません。
初期にやった時のはケーブルを剥ぐ長さが短すぎたり、電線の圧着がずれたり、なんてこともありましたが不合格となる基準を読み直したりするうちに、やっていくと慣れでしょうか、徐々に解消されていくようになり、4回くらいやると解消されましたね。その後も仕上げる時間も早くなりおおむね30分程度で仕上がるようになりました。
そして、試験当日の7月24日に試験を受けました。
図面通りにやりましたが何か慣れないような感じがしてきました。だいたい30分程度で完成したものの、ある問題が…
それは右上のコンセントの施工で電線をネジで挟んで接続するところで合格ギリギリの箇所を作ってしまったことだ。少しずらして短く見せようかと思ったがそれもできず、結局そのまま試験が終了。
かなり微妙だったので結果がやや不安でしたが、合格発表の18日確認したところ、このようになっていました。
合格者一覧にあります
なんか言い方がアレですが合格を意味しています。
一発合格!あの部分が微妙だったのですが合格でした。結果は後日郵便でも送られてきますが、すでにこの時点で合格が確定しているため、モヤモヤとした気持ちが一気に抜けた感じです。
きっかけ(?)となった1999年からじつに23年もの月日が経ち、電気工事士の資格を取得を取ることができました。
ちなみに最終的な合格率は約44%だったとか(合計90,615人が受験し、合格したのが39,771人となっている。→https://www.shiken.or.jp/situation/s-construction02.html)…
筆記試験については概ね覚えるのと三角関数(数学I)の計算、技能試験についてはしっかり練習をして欠陥を作らないように気をつければそんなに難しくないとは思いますね。あくまでも個人の感想ですw
あとは各都道府県の窓口に申請、必要な書類を送ると免状が送られてきます。大阪府は10月1日以降の申請でカードタイプの免状となるため、10月まで待って申請する予定です。
第二種ですと、600V以下で受電する建物等(一戸建て住宅や小規模な集合住宅等)で工事をすることができます。
あとはそれに加えて高圧受電の低圧部分の工事(大規模集合住宅の専有部分など)を可能にする認定電気工事従事者の認定講習も受けたいなとは思っております。
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