BVEでプレイされる方は操作性が悪いと思った人も多いかと思われます。そこで、BVEのプレイがより快適になるツールを紹介する。
スズメ蜂 | |
価格 | フリーソフト |
URL | http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se366687.html |
このスズメ蜂というソフトは打ったキーボードのキーを連打させるためのソフトです。開発者によると開発室Pixel氏が公開している、洞窟物語で銃アイテムが連射できるようにするために開発したということです。
さて、話を戻しまして、力行やブレーキ操作する際、押し続けた場合、誤入力防止のため、1回の操作が実行されてから最短0.3秒ほど操作が反映されず、その後連打されるというOSの仕様みたいなものがあります。力行ならまだしも、ブレーキ操作は意外にも0.3秒という時間は長く、操作性に影響を与えかねません。
そこで、このツールを使用することでキーボードを押し続けてる間は連打と同様の効果が得られるため、操作性が向上します。
スズメ蜂を用いたプレイ動画
※2018年2月11日、VP9版に差し替えました。
車両はshallow-field氏の225系です。路線は自作品です。
設定方法
設定は以下の「キーの割当て」で設定されている内容を基に設定します。
この設定画面はぼくにとって使いやすい操作にしているため、デフォルトのブレーキ操作のキーと異なります。
- 「キー設定の登録」の入力変換をオンにします。
- 「対象キー」と「変換後キー」にそれぞれ次のように設定する。
対象キー 変換後キー Q W ワンハンドルブレーキ+方向 A S ワンハンドル切方向・ツーハンドル力行切方向 Z X ワンハンドル・ツーハンドル力行+方向 ;(セミコロン) L ツーハンドルブレーキ+方向 .(ピリオド) ,(コンマ) ツーハンドルブレーキ-方向 - 連打間隔をトラックバーで設定する。最初は左下にある連打間隔を100ms(0.1秒)から始めることをお勧めします。
- OKをクリックして設定完了です。
なお、キーボードのキースイッチの種類によっては連打間隔を下げるとかえって操作性が悪くなることがあります(例えばB3入れようとして常用最大または増しブレーキまで入れてしまうなど)。一般的に普及しているメンブレンキーボードやラップトップPCで用いられているパンタグラフキーボードの場合は50ms、キータッチの軽いメカニカルキーボードの場合は20ms程度までが無難だと思います。
BVEを終了するときはスズメ蜂を終了するのも忘れずに。
軽量化のため、絵文字はそのままで表示されます。そのため、OSやブラウザによってはレイアウトが崩れたり、豆腐文字が表示するかもしれません。