連休が一段落した後、制作物の作業用として、ウエスタンデジタルのNVMe SSDを購入しました。3年前に自作したPCには将来の拡張性を重視してM.2の端子が付いたものにしたので、そこに取り付けてみました。
実は今回、初めてM.2 SSDを生で見ました。小さいですね。
そこそこの耐久性の3D TLC-NANDのものです。SSDは容量が大きいほど書き換え耐性が高いのでバランス的に500GBにしました。
ラベルにたっぷりのグリスとヒートシンクを圧着させて何重に重ねた輪ゴムで固定させました。
最近になって3D-NANDではあるものの、QLCが増えてきてますます耐久性の問題とか大丈夫なんかな?と思う。それはTLCでも言われていたことだが近年は3D-NANDで微細化しなくても容量を増やすことが出来る分、耐久性はQLC-NANDの3倍から5倍くらいはある。特にランダムアクセス性能については巨大なファイルを扱うときには遅くなってしまう(DRAMやSLCキャッシュ機能である程度は速度低下は起きないが)。
ゲームモードにして読み書き速度を測ってみると
OS | Windows 10 Pro Version 1809 64bit |
CPU | Intel Core i7 6700K (4.4GHz OC) |
Memory | 32GB (DDR4-2400 8GBx4) |
接続方法 | NVMe m.2 (PCIe 3.0×4) |
ソフトウェア | CrystalDiskMark 6.0.2 x64 |
16GiB(16GBではない)の読みこみも約3.3GB/秒と一昔のDDR2-400メモリに匹敵する読み書き速度となっている。実際そんなサイズを読み書きするのはそんなにないので、フルHD動画約1時間相当(9Mbps・約4GiB)でやってみると…
キャッシュが効いてるからか書込み速度が上がっていることがわかる。1時間相当の動画をたった2秒弱で書込みができる時代が進んだなー
とはいえ、SATAの限界で長年頭打ちになっていたから、仕方ないかも。
それと、だいぶ前、安物のSSDにリマーク品という有名メーカー製のメモリチップに偽装したものが組み込まれているものが出回っているみたいですね。某パーツ店のSSDが大手メーカー製のものにリマークしたメモリチップを使っていた疑惑やらで炎上してましたよね。或いは回収したメモリチップ(廃棄チップ)を使って組み込んだSSDやらが出回っているため、注意しないといけませんよね。少なくともウエスタンデジタルとか東芝などが出してるものは大丈夫だろう。偽造パッケージじゃない限りは。
とはいえ、リマーク品についてはメモリチップの製造業者により格付けで粗悪なチップと認定されたものが使われるなど品質に問題がある可能性もあるため、法的な問題の有無に関係なく、やはり避けた方がいいかと思われる。
軽量化のため、絵文字はそのままで表示されます。そのため、OSやブラウザによってはレイアウトが崩れたり、豆腐文字が表示するかもしれません。