長編創作のため、設定崩壊、刺激的な内容を含みますので、苦手な方の閲覧はご遠慮ください。
船の中
「きっと、次の島もワクワクドキドキでいっぱいだねー!」
東海道「全国津々浦々、いろんなとこ行ってきたけど、アローラはレベルがちゃうわ。良い意味で。なあ?ヨウ君?」
「うん(てか俺はそんなに行ってないwww)」
「おっちゃんって、おれ達より2倍生きてるんだよねー」
東海道「11歳(ヨウ)、11歳(ハウ)…22歳(東海道)…はぁ…」
「島巡りで年齢の差は関係ないよwwwwwおじさんにもちゃんと参加資格あるから大丈夫wwwwww」
東海道「まあな。でも、アローラ群島を支配するつもりはないからwwwん?こんなとこに新聞が。ご自由にお取りください。アローラ新聞…」
バトルロイヤルで賭博。カンタイシティの暴力団組長逮捕。
バトルロイヤルの勝者を賭ける賭博を開いたとして、ハウオリ署警察組織犯罪対策課は××日、賭博場開張図利の疑いでアーカラ島カンタイシティに本部を置く、指定暴力団、山吹組系三次団体、阿羅拉會系組長ら10人を逮捕し、阿羅拉會系組事務所と山吹組総本部を捜索した。
東海道「山吹組って、確かカントー地方のヤクザだっけ?この世界のヤクザも全国津々浦々にあるんやな。それにしても、この世界でもヤクザが賭博絡んでる事件、あるんやな…(まあ、カンタイシティは遠い昔カントー地方やジョウト地方を訪れた人によって作られた町やから、想定の範囲内。)」
「もしかして、おじさんの空間でもよくあるの?」
東海道「ようあるで。ぼくのとこやと、野球賭博が度々問題になっとるわ。大相撲力士からプロ野球選手、警察官に…」
「ここがポケモンに熱心なら、野球に熱心なおじさんの空間でもそういったのがあるんだね。野球選手って、トレーナーが他人の勝負に賭け事するってことと同じだよね…?」
東海道「近い、というかまんまやな。ここに来る1年前に3人の野球選手がそれやって野球界から追放されたしね。遠い昔にはガチでやくざが絡んで、八百長やってたことあったんや。黒い霧事件って」
「ほぉ…」
東海道「あれ?ハウ君は…?」
「こりゃ、腹ごしらえしておかないとねー!」
東海道「ハウ君、腹ごしらえって、マラサダやろ?」
「そうだよー!おっちゃんも食べるー?」
東海道「いや、要らん。糖質制限してるから、マラサダは3日に1個って決めてるから(意外とマラサダって、高糖質、高脂質でカロリー高い)。」
「おじさんはマラサダより、普通の食事の方がいいみたいだから(俺もそうだけど)。」
東海道「ぼくはカンタイのポケモンセンターで作っておいた、おにぎり。」
「おじさん、このおにぎりはおじさんの空間で作られたの?」
東海道「これはこの世界で栽培された米やけど、“あきたこまち”というぼくの空間の秋田県の品種で、それをこの世界に持ち込んでシンオウ地方で栽培された奴なんや。もう1個あるから、ヨウ君も食べてみる?」
「うんw」→食べる→もぐもぐ
「……………………!!」
東海道「どうや?」
「……………………!!(もちもちとした食感がなんとも言えない…今まで食べてきたお米の中で一番うまい…)」
東海道「口開いとるぞ。汚いぞw」
「…はっ!!」→ゴックン
「うまい!もちもちとした食感がたまらない!」
東海道「だろ?」
「このあきたこまちって、シンオウ地方以外でも育つの?」
東海道「育たないことはないけど、あまり高温やと害虫やらで栽培が難しいから、シンオウ地方以外では栽培されてないわ。ぼくの空間では全国津々浦々栽培されてるみたいやけど。」
「なるほど。」
「あー!おいしくて全部食べちゃったー!!」
東海道「あれか?ウラウラ島って?」
「それだね。」
東海道「ウラウラ島 津々ウラウラと 島巡り。なんちゃって。」
「…………(さぶい)…………」
続く
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