長編創作のため、設定崩壊、刺激的な内容を含みますので、苦手な方の閲覧はご遠慮ください。
無事、アセロラの試練を達成したヨウ君と東海道くんはエーテルハウスに戻ることに。
アセロラ「それではバイバーイ」
東海道「さあw」
東海道「うんw」
いつもの会話をしながら砂浜を歩く二人
ヨウ「この世界でのおじさんの名前は東海道って言うけど、おじさんの空間では東海道ってどういったもん?」
東海道「東海道わな、一般的には今から約150年前まで北首都圏のいばらぎから大阪の隣にある京都を結ぶ……」
東海道の説明をする東海道くん
東海道「それとほぼ並行する鉄道路線が東海道本線。まあ、名古屋から滋賀まではどっちかというと関西本線と草津線寄りやけど」
ヨウ「なるほど。ということは西海道、南海道、北海道みたいなのがあったりしてw」
東海道「昔はよう使ってたけど、今となっては東海道と北海道以外はあまり使われることはないな」
ヨウ「北海道も東海道みたいにイバラギからどっか繋がってるとか…」
東海道「シンオウ地方」
東海道「シンオウ地方やろ」
しかし、アローラで出会ってからほぼ毎日、意味深な発言を繰返す東海道くんにヨウはこう思ったのである。
ヨウ「……(まさか、おじさんの空間にもそれっぽいのがあるとか…おじさんの言葉はコガネ弁っぽいし、おじさんの空間でも『平成』が使われていると言ってたし、通貨の単位もこの世界と同じ『円』だと言っててお札まで見せてくれたし、だいぶ前にユガワラ駅からカントー地方とか言ってた覚えが…とは言え、その空間に行ってみないと本当かどうかも、分からんから時期尚早と判断するのは好ましくないか…)」
東海道「なんか考え事?」
東海道くんとの会話は続く
東海道「そいや、ヨウ君がカントー地方におった頃の話、聞きたいな」(ボリボリ)←メガやすで買ったマトマスナックを食べている音
ヨウが生まれ故郷を語る。
東海道「ふむふむ」
東海道「なるほど…あっちにおった頃の写真とかあるん?」
すると、ヨウは写真を取り出して東海道くんに見せる
東海道「なるほどね。それにしてもええとこやん。恵まれた家庭で生まれ育って。やっぱり、戻りたいという気持ちはあるん?」
ヨウ「俺としてはここよりもあっちの方が数倍ええけど、ハウ君もおるし、たまに戻るくらいでええわ」
東海道「それにしても、父さん置いて引っ越してきたって、これまた大胆やな…ヨウ君のお母さんは…」
東海道「飽きるのも時間の問題かもw」
東海道「うん。まあ、ハウ君がすぐ友人になってくれただけマシやろ。それがなかったら…ヨウ君グレてたかも…」
東海道「ぼくの空間でも、ほぼ同じ理由で沖縄というところに引っ越す人多いらしいが、この世界でもあったんやな…」
東海道「その話はまた今度」
ヨウ「……(まさか、おじさんの空間のオキナワって所はアローラ地方っぽい所なのかな?)」
東海道「ヨウ君、そろそろやな」
???「ちょっと!」
東海道「なに?」
???「勝負して!」
東海道「ああ、構わんよ」
続く
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