ハウ「今日は何処行くのー?」
東海道「今日は大回り乗車しようかと思ってる」
東海道「目的の駅まで遠回りして移動するんや」
東海道「特定の区間は構わんよ。ただ、同じ駅を2度通ることはできないけど」
ハウ「面白そうだねーw」
東海道「それじゃ、準備しよ
準備を終え、出発した。
東海道「大阪駅で食事してから、行こうかと」
ハウ「大阪駅わーい!」
ヨウ「大阪駅って、たくさんビルあるから、きっと美味しい食べ物とかたくさんありそうw」
ハウ「マラサダあるかなー?」
東海道「いや、あるけど、売ってる店は一握りしかないからな…」
ハウ「そっかー」
東海道「まあ、ぼくの空間のやと色んなもんが入っとるわ。チョコとか甘い果物が入ってたり、カレーとか」
東海道「このバスに乗って、まず駅まで行って大阪駅で降りよう」
バスに乗り、JR京都線の某駅で降りた。
東海道「大阪までのきっぷ…と」
東海道「わかった」
先頭車に乗り、40分後
東海道「ぼくは先頭車しか乗らんからw」
ハウ「何か見えてきたーw」
ヨウ「すごいなwビルとかたくさんあるけど、落ち着いててええわw」
東海道「ここで降りるからな」
アナウンス「大阪、大阪です。」
ハウ「あらよっと!」
東海道「6年前に改装したばかりなんや。」
ヨウ「俺が以前住んでたカントー地方に似た規模の駅があったけど、すごく汚なかったw」
ハウ「きっとボロいんだよw」
東海道「さて、一旦降りよう。ぼくについて来て」
改札機にきっぷを投入するヨウとハウ
ハウ「あれー?きっぷが出てこないー」
東海道「うん」
その後3人は大阪駅で昼食をとった。
東海道「隣の新大阪駅までやから…160円のやな。ヨウ君とハウ君は11歳やから、この、大人1人と子ども2人ボタンの押して…」
ピッ!
160を押してと
ピッ!
カチャカチャッ…ペッ!
ピーッ!ピーッ!
東海道「ヨウ君、はい。ハウ君、はい。」
ハウ「わーい!ありがとー!」
東海道「これは子ども運賃を意味するんや」
東海道「さて、また改札機に入れて」
ハウ「はーい」→改札機に入れる
ピヨピヨピヨ♪
ハウ「何か鳴ったw」
東海道「まず、大阪環状線を乗るから、あっちやな」
ハウ「なんか、カロス地方のTMVのホームみたいだよねー」
東海道「まあ、確かにそれに似てるけど、TMVは車内検札と言って、駅で改札を行うのではなく、車両の中できっぷの確認をするんや。まあ、その方法は大都市近郊区間内の無人駅でもやってる」
東海道「京橋方面や」
東海道「そうかな?w」
ハウ「大阪ってかいてあるーwてんまー!ふくしまー!」
ヨウ「大阪『環状』線って名前が付いてるから、終点がない路線なの?」
東海道「まあ、そうだな。ただ、京橋方面は本数も多いけど、逆方向は停車本数の少ない駅とかあるわ。最大1時間15本運行されている電車の内、1時間4本は環状運転してるわ」
ヨウ「風景といい、まんまミアレシティじゃんwでも聞こえてくる言葉はカロスの言葉じゃないしw」
東海道「まあ、そこは気にしなくていいよw」
3人は乗車位置で待っていた…
ハウ「あ!かわいいーこれなんていうのー?w」
東海道「鳩という。人が住み着く場所で生息する生物の一つや。何もしなければ襲ってこないんで」
東海道「鳩は人に対して警戒心をもたない鳥だから」
ハウ「www」
♪~
アナウンス「まもなく、2番のりばに関空・紀州路快速、天王寺行きが8両でまいります。」
ハウ「コレに乗るんだよねー?」
東海道「そうだよ」
東海道「中心部やからな」
出発
ハウ「この電車の車内もおれの家より広いよねー」
ハウ「それでどこで降りるのー?」
東海道「京橋駅で降りるよ」
京橋駅
アナウンス「京橋、京橋です」
ハウ「あらよっと!」
東海道「まあ、京橋は古いままで残ってるから、しゃあないわ。じゃあ、ぼくについて来て」
ハウ「うんw」
ハウ「それでどれに乗るのー?」
東海道「53分発の木津行きに乗るよ」
ヨウ「おじさん、ハウ君、あっちにトイレがあるから、おしっこしてくる…」
ハウ「おれもいくー」
東海道「はいはい。んじゃ、ぼくはここで待ってるから」
3分後…
東海道「あ、戻ってきたか。ところでハウ君は…」
ハウ「おまたせー!」
東海道「あ…そろそろ、先頭車まで行こうか」
先頭車の乗車位置で待つこと5分…
ハウ「あ!きたー!」
♪~(ホームドアが開くときに流れるメロディ)
3人は車内へと入った。
ハウ「開放感ある運転室いいよねー」
ハウ「どこまで乗るのー?」
東海道「終点まで乗るよ」
木津行き 出発
ハウ「こういう、住宅地を縫って通るのって、面白いよねー」
ヨウ「あ…なんかこの雰囲気…アローラに引っ越してくる前に住んでたとこを思い出す…」
東海道「二人とも釘付けになっててかわいいな…」
鴫野駅通過中
東海道「新大阪駅までつなげる予定なんや」
3人は揺られながら、楽しい時間が過ぎていった…
松井山手駅到着
車掌「お降りのお客様はドア横のボタンを押して、お降りください。」
ハウ「面白そうー…押してもいいよねー?」
東海道「いいけど…」
ハウ「押すねー」→ポチッ!
ドアが開く
東海道「大丈夫。信号機見てみ?」
東海道「ハウ君何してるん?」
ハウ「写真撮ってるのー」
ヨウ「(なんで、閉めないんだよ…)ポチッとな」→閉めるボタンをポチッ
ドアが閉まる
ハウ「あ!閉めないでー!!!」
東海道「大丈夫。多分ヨウ君が暑いから、閉めたんや」
ヨウ「……(こんな大声で叫ばないでよ…恥ずかしいな…)」←ヨウはカントー地方出身なのか、これについてはかなり神経質
東海道「行き違いが来たら、車内に戻ろうか」
ハウ「そうだねー」
この後、行き違いの電車が来て、二人は車内へと戻った。
ハウ「この光ってるボタンを押したらいいんだよねー」
東海道「うん」
ハウ「押すねー」→ポチッ!
ドアが開く
ハウ「おまたせー!」
松井山手駅 出発
ヨウ「周りは竹やぶと畑が広がるのどかな風景が広がっている…」
ハウ「緑色を見ると、落ち着くよねー」
ヨウとハウは車窓を楽しんでいた
同志社前駅 到着
ハウ「隣のホーム、使ってるのーw」
東海道「今は使われてないわ。昔は使われてたけど」
同志社前駅 出発
東海道「いや、もう駅に着くわ」
東海道「まあなw」
JR三山木駅 到着
ハウ「ここでも、行き違いするんだー」
東海道「単線やから、しゃあない」
ヨウ「行き違いのため、にあるのか…ちょっと外出るね」→ドア開ボタンを押す
東海道「行き違いが来たら必ず戻れよ。1時間に2本しかないんやから」
ヨウ「7両編成…こうしてみると長い…(カントー地方を走ってたどこだったか忘れたけど、地下鉄すら4両、カントーとジョウトを結ぶリニアすら3両だぞw)」
ヨウは持ってきたカメラで写真撮影した
東海道「今入ってきたから、そろそろ出発やな」
JR三山木駅 出発
東海道「あれは近鉄京都線やな。そして手前にあるのが車両基地」
東海道「うんw」
祝園駅 到着
東海道「ここは利用者多いわ」
ハウ「木津まであとどれくらい?」
東海道「あと7分、次の次や」
祝園駅を出発後、田園風景が広がる
ヨウ「なんか、アローラとか、カントーとかの風景とちょっと違うのがいいなー」
東海道「お米や、すくすく育つこの季節。あと2ヶ月でもすれば収穫や」
ハウ「お米って、この世界でも栽培されてるんだねーお米で作ったマラサダ食べたいなー」
東海道「まあな」
そして…
ハウ「あらよっと!」
ハウ「でも何もないねー」
東海道「昔は大繁盛だったんだがな」
東海道「次の次の次に来る、みやこ路快速京都行きに乗るよ」
ハウ「面白いなまえだねーw」
東海道「まあ、京都は昔は都だったからな」
東海道「いや、ここから奈良方面は大和路線、関西本線で、実は奈良線は奈良とは繋がってないw100年以上前は奈良鉄道がやってて、後に関西本線を運営していた関西鉄道に編入されて、その関西鉄道も国有化されて、現在に至る」
ハウ「へぇー。こんなややこしい路線初めてだー」
東海道「トキワの森は全域ニビだったっけ?」
東海道「…………ま、まあ、来るまであと少しや」
続く
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